■Vol.60(2003年10月17日号)■


早乙女剛
タフなWBSクラシックで
一矢報いる

 今年のWBSトーナメントシリーズの総決算、クラシックは10月11、12日、霞ヶ浦水系を舞台に繰り広げられた。年間ランキング15位まで、ノンボーターランキング3位まで、スーパー3デイズのベスト3、そしてディフェンデイングチャンピオン、その基準に該当する選手しか出場権がないという狭き門のクラシック。当然、参加するだけでも名誉なことではあるが、出るからには勝ちたいと思うのも当然の心理。
今年、チームダイワからは宮本英彦、鳥澤徹、早乙女剛という最強の布陣が参加したが、いずれも優勝候補の最右翼と目されていた。
とくに宮本、鳥澤両選手は過去、それぞれクラシックチャンピオンには輝いているが、それも遠い過去の話。ここらでいっちょ、大きな花を咲かせたいと思ったらしく、いつになく気合が入っていたようだ。
しかし、その気合が空回り。両選手とも勝ちを狙いすぎ、ビッグフィッシュパターンにこだわりすぎて結果的には不本意な成績に終わってしまった。どちらも今シーズン、レギューラートーナメントで1回ずつ勝っているだけに、自信をもっての勝負だったようだが、今の霞水系はそんなに甘くなかった。この二人が見せ場もなく終わるとは、実にタフな試合だったことが理解できる。
それに反して、最終日に意地を見せたのが早乙女選手。初日は2本で1,300gという不甲斐ない成績に終わったものの、二日目は1,610gのビッグフィッシュを筆頭にナイスなサイズを5本持ち込んだ。東浦の捨て網を5gのテキサスリグで攻略、網に巻かれながらも根性で取り込んだ結果がビッグフィッシュという栄冠に結びついた。
不調に喘いだチームダイワの中で、みごとに一矢報いてくれた結果といえよう。
こうして、今年のWBSシリーズは無事に終了した。クラシックでは不発だったが、前述のように宮本、鳥澤両選手が一勝ずつあげてくれ、まずまずの一年だったといえるのではないだろうか。来年も今年以上に活躍してほしいと願うのは私だけではないだろう。


最終日、霞のポテンシャルを示す1,610gという
ビッグフィッシュを釣り上げた早乙女選手。
チームダイワにかろうじて話題を提供してくれた


宮本、鳥澤両選手は「優勝」の二文字にこだわりすぎ
ギャンブルに出た結果、運にも見放されてしまった。
まあ、これがトーナメントというものだ


速報!
宮崎友輔
BASSサムレイバン戦で
見事3位入賞


詳細情報は、後日掲載予定のレポートをお楽しみに!!

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