バスフィッシング発祥の地、やっぱり、アメリカはでかかったです・・・

モーテルにもどってから、なんとなく寝付けず、並木さんの「バスがいたから僕がいる」(サイン本)をペラペラ・・・軽く読むつもりが、どんどん引き込まれるように最後まで一気に読破!おかげで極度の寝不足になってしまいました。でも、並木さん、アナタはなんてカッコイイ人なの!それに由紀さん、アナタはなって立派な人なの〜って感じで読み終わっても余韻がさめず、全然眠れない・・・
KONIは横でグ〜グ〜寝てるし、ああ、明日は大丈夫なのか?!

なんだかんだでアラバマで二回目の朝が来ました。
昨日買ったばかりの防寒着に見を包み、ロッドを抱えていざ出陣!KONIは生まれて2回目にBASS釣りってことで、ちょっと緊張ぎみ・・・だって二回目のBASS釣りが、あの並木さんと一緒で、しかもBASSボートだっていうんだからもう、恵まれてます。

モーテルを出た我々は、まずは近所の釣具屋さんへ。アラバマ州のフィッシングライセンスを買いに行きました。結構大きな店で、店の名前も「BASS PLUS」。このあたりで、釣りと言ったらバスのことなんでしょうか・・・店内には、BASS PRO SHOPSに出てくるような派手なタックルが勢ぞろい。とりあえず、タックルを軽くチェックしつつ、店員のおじさんの所へ。
「おまえらは、B.A.S.S.のメンバー?」と店長。「いや、知り合いがメンバーなんだ。」「それって、もしかしたら、TOSHIか?TOSHIはとてもすばらしいよ!テクニックもあるしね。」「そうそう、TOSHIですよ!今からTOSHIと一緒に釣りに行くんだ!」
アメリカの小さな街の釣具屋さんが並木さんの事を知ってるなんて、なんだか、とっても嬉しい気分です。
最短の一週間分のライセンスを11ドルで購入し、いざ並木さんの待つキャンプ場へ。
途中マクドナルドで朝食を買い込み、車を走らせていると、ポツポツ雨が・・・なんかハードな一日になりそうです。

キャンプ場に到着すると、並木さんは既にボートの準備にかかっていました。
我々がロッドを持っているのを見て、「えっ?今野さん!今日はロッドはいりませんよ!!バスボートで走りまくるだけなんですから・・・釣りなんかしませんよ!!(笑)」
「いや、念のために・・・」と私。

並木さんのボートは、今シーズンから導入した20フィートのスキーターのシングルコンソール。
エンジンは、ヤマハの150馬力。ちょっとシブめなワイン色のゴールドラメで超カッコイイ!それにGPS付きのホンデックス魚探にモーターガイドのエレキ。いや〜憧れちゃいますよ、こんなボート。
まあ、とりあえずって事で、KONIは記念撮影。誰もが初めてBASSボートに乗る時にする行動です。ついでに私も一枚パチリ!(実は私もBASSボートは、まだ二回目なんです^^;)

 

朝食も済み、準備万端整ったところで、出発!
モーターホームでボートを引っ張り、キャンプ場の入り口近くにあるスロープへ移動。
スロープは、バスボートなら同時に3台は降ろせそうなぐらい広いし、すぐ横にいくつもの桟橋もあり込み合って順番待ちなんてことは無さそう。
並木さんの運転もさることながら、スロープを降ろす時などは由紀さんも運転。こんなどデカイ車&トレーラーをいとも簡単に操る由紀さん。う〜ん、尊敬しちゃいます。

という訳で、アラバマに到着してから2日目で、我々はやっと湖上の人となったわけです。
(実は、並木さんもテキサスにあるゲーリーロッジから、我々と同じ日にフローレンス入りしたので、この湖にボートを出すのはこれが初めてみたいっす)
とりあえず、湖の詳細マップを見ながら、上流のダムサイトへ向かうことに。
「さあ、飛ばしますよ〜、寒いですからね〜!!」と嬉しそうに話す並木さん。スロープで手を振る由紀さんを残し、スキーターが走り出しました。
マリーナを出て、プレーニングに入ると、「うあ〜!!!!」というKONIの声。バスボート初体験の時、私も同じ反応をしました。並木さんは、おかまいなしに、スロットルレバーを倒し込みます!!
並木さんの乗っているスキーターは、シングルコンソール。もちろんトーナメントでの使用を前提にしてますので、無駄な装備は一切無し。ですから、私とKONIの前には風防はなく、直接、風&波しぶき&雨がおそってきます!!5分くらい走っただけで、もう耳が取れそうな勢いです。サングラスはしているものの涙&鼻水が止りません。「これは辛いかも・・・」というのが、私の最初の感想でした。
でも、今日は大事なプラクティス。並木さんの邪魔はできません。我々二人はじっと寒さをこらえるのでした・・・

10分ほど走って、上流のダムサイトに到着。
流れが速く、ちょっと停止しているだけで、ものすごい距離を流されてしまいます。ダム周辺を軽くチェックした並木さんは、強い流れが当たる中州へボートを近付け「ちょっとここいらでスモールでも狙ってみますか?」とロッドの準備をはじめました。
スタートして、10分。ホントに釣りなんて出来ないって思ってた私も、うきうきしながらタックルを組み始めました。
並木さんが、チャート系のスピナベを付けるのを見て、すかさず私もスピナベを用意。私は、メガバスのグラスにカルカッタ、それに14ポンドのナイロンラインをまいて、スーパーデルタフォースを結びました。KONIには、スピニングタックルしか用意していなかったので、金赤のシャッドをセット。
というわけで、アラバマ初の釣りがスタートしました。
中州の岸沿いをエレキで流しながら、チェックしていきます。
「ここは、水温も低いし、流れも強いので、出るとしたらスモールだけでしょう。」と言いながら、的確にキャストをしていく並木さん。我々もそれに続いて、キャストを繰り返します。
中州を半周ばかりしたところで、終了。まあ、最初はこんなもんでしょう。移動してプラクティス続行です。

再び、中州の反対側からダムに近づき、周辺の様子をチェック。
マップを片手に、もう一方の手でステアリングを操りながら、ポイントをチェックしていく並木さんの姿はカッコイイの一言!サングラスの奥の眼差しは真剣そのものでした。

今度は、一回下流に下り、別のルートでダムを目指します。
さきほどより川幅もせまく、流れも緩い感じのエリアを全速力で上流へ走ります。途中、石油タンカーのような巨大な船を追越しつつ、またもやダムのすぐ下へ到着。上流の別の湖へのルートを確認しつつ周辺の細かい入江などもチェックしてきます。一通りチェックをすませ、再び下流へ。
全速で川を下っていると目の前に巨大な物体が・・・さきほど追い抜いた巨大な船でした。川をせき止めるように停止しています。どうやら、一時的に川をまたぐ橋のようです。船の上を工事車両が走っています。
「どうやって抜ければいいんだ・・・」我々は途方にくれていました。
私は、「やっぱアメリカ、凄いことが起こるもんだ!!」なんて気楽なことを考えていたんですけど、実は・・・ とりあえず、その船(橋)に近づき、作業をしている人に声をかけました。すると、彼は岸沿いを指差し、あっちあっちと指すだけ・・・その方向を見てみると、ボートがギリギリ通れるような隙間が開いています。あの隙間を通れと言うのか?我々はとりあえず、その隙間に近づいてみることにしました。そお隙間は、岸沿いで水深も浅く、幅もギリギリでしたが、エレキで慎重に走れば抜けられそうな感じでした。
いきなりのトラブルに私とKONIはなんかウキウキしつつ、記念写真を取りつつ下流側へ抜けることができました。それにしても、こういうデカさがアメリカなんでしょうね。妙に感動する私とKONIでした。

今朝出発したマリーナを横目に見ながら、今度はより下流へ向かうことになりました。
それにしても、このリザーバーはでかいっす。このマリーナから上流のダムまでの間で、たぶん河口湖よりデカイでしょう。湖の地図を拡げると、このエリアは、地図上の10分の1くらい・・・実際のトーナメントでは、この地図に出ていない上流側の湖も入るらしいので、その広さは想像もつかないくらいの広大な面積ですよ、ホントに。こんな広いところで、ポイントを絞っていくなんて、まさにプロの仕事ですよ。尊敬です・・・


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